新しい年と独活(うど)のこと

独活

新しい年と独活(うど)のこと

2016年を迎え「野菜の食卓」は丸11年目に入ります。10年の区切りとして昨年後半からサイトづくりを着手し年末までかけてようやく新しいサイトが完成しました。合わせて「野菜の食卓」は初級編を独活(うど)倶楽部と上級編を茄子倶楽部へと名称を変更しました。独活と書いてうど、独特の苦みや香りのある春の山菜です。語源は風もないのに動いているように見えるその姿から名前がついたようですが、土から芽が持ち上がるように 出てくることを表わしたともあります。なぜ独活? = ドッカツという一人で動くという漢字のイメージも読みもなんだかユニークで好きです。子供のころ45°はある急斜面を登って独活を取りに行っていましたし、野菜として食べ物としての独活も好きです。

エネルギーに満ちています

堀文子さんの独活の絵

堀文子さんの描く独活の力強く、春のエネルギーを感じる不思議な形が印象に残っています。そんなことが「野菜の食卓」に通う人のイメージと重なります。決して派手ではないけれどもいつも一人で動いでいてこれから伸びようとするエネルギーを放っている人、これからもそういう人たちに来てほしいとの期待を込めて独活倶楽部にしたのでした。

独活

茄子は以前にも書きましたが、お正月の初夢でみる縁起の良い野菜です。一富士、二鷹、三なすび。この中のなすは大願を成すに当てられています。また悠々と鷹が高いところを飛んでいて願いが叶うおめでたい野菜のイメージです。花が咲いてから実がなるまでが早く、子宝を象徴する野菜でもあるようです。炒めてよし、煮てよし、蒸してよし、生でよし、漬物でよし、加熱してペーストにしてよし、ジャムにしてよし、日本中には今もその地方だけで食べられている伝統野菜の多いのも茄子です。賀茂茄子、埼玉青茄子、泉州水茄子など。大きさも食べられ方もいろいろ、地域に根差している野菜です。世界中で食べられています。その懐の広さ、好きです。私は茄子の料理ではしその葉を刻んで味噌で炒めて食べるのが好きです。これは夏中毎日食べても飽きません。

茄子