母の日

母の日
2014 5月 11

母の日

 

今日は母の日。母が亡くなって10年以上たつのに年々母は近い存在になってきます。それは自分が年をとって母の老後に近くなったせいもあるでしょうが。最近の自分の写真は足の形や背中に母の老後の面影と重なりドキリとします。そして自分も年をとっていると気が付かされます。

40才で私を生んだ母はもの心ついた時から病弱で心臓の病気を患っていて、大人になるまでは生きていないと思っていました。子供ながらに頼れる存在というよりは守らなければいけない存在でした。大学時代に引っ越しの過労で倒れ集中治療室に運ばれ、明日をも知らない状態になった時がありました。母が62歳の時です。緊急手術でその時心臓にペースメーカーが入りました。病院の母はみるみる元気になり、日一日と回復していくのがわかりました。その回復度合いが驚くほどで、青春時代までさかのぼって若返ったようでした。体が元気になると気持ちまで前向きで積極的に変わりました。年を取るにつれ若若しくなっていく母が不思議でした。風邪ひとつひかず、寝込むこともなく、父が亡くなってからは、若い私たちと旅行や外食を楽しむようになりました。85歳で亡くなる直前までそんな日々が続きました。母を見ていたので、老後という言葉に全く暗いイメージがありません。
5月生まれの母の誕生日と母の日はいつも一緒にお祝いしていました。若いころは今年も母は生きていると不安な気持ちで迎えていた母の日ですが、いつしか今年も元気、素晴らしいと思いながら明るく迎えていた母の日。何よりも楽しく、美しく年を重ねることを身をもって教えてくれた母に感謝したいと思います。

今日中村ししさんが世界中のお母さんに向けて投稿したイラストです。