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「野菜の食卓」のこと

新しい年と独活(うど)のこと

2016 Jan 05
2016年を迎え「野菜の食卓」は丸11年目に入ります。10年の区切りとして昨年後半からサイトづくりを着手し年末までかけてようやく新しいサイトが完成しました。合わせて「野菜の食卓」は初級編を独活(うど)倶楽部と上級編を茄子倶楽部へと名称を変更しました。独活と書いてうど、独特の苦みや香りのある春の山菜です。語源は風もないのに動いているように見えるその姿から名前がついたようですが、土から芽が持ち上がるように 出てくることを表わしたともあります。なぜ独活? = ドッカツという一人で動くという漢字のイメージも読みもなんだかユニークで好きです。子供のころ45°はある急斜面を登って独活を取りに行っていましたし、野菜として食べ物としての独活も好きです。 堀文子さんの描く独活の力強く、春のエネルギーを感じる不思議な形が印象に残っています。そんなことが「野菜の食卓」に通う人のイメージと重なります。決して派手ではないけれどもいつも一人で動いでいてこれから伸びようとするエネルギーを放っている人、これからもそういう人たちに来てほしいとの期待を込めて独活倶楽部にしたのでした。 茄子は以前にも書きましたが、お正月の初夢でみる縁起の良い野菜です。一富士、二鷹、三なすび。この中のなすは大願を成すに当てられています。また悠々と鷹が高いところを飛んでいて願いが叶うおめでたい野菜のイメージです。花が咲いてから実がなるまでが早く、子宝を象徴する野菜でもあるようです。炒めてよし、煮てよし、蒸してよし、生でよし、漬物でよし、加熱してペーストにしてよし、ジャムにしてよし、日本中には今もその地方だけで食べられている伝統野菜の多いのも茄子です。賀茂茄子、埼玉青茄子、泉州水茄子など。大きさも食べられ方もいろいろ、地域に根差している野菜です。世界中で食べられています。その懐の広さ、好きです。私は茄子の料理ではしその葉を刻んで味噌で炒めて食べるのが好きです。これは夏中毎日食べても飽きません。

2013年、明けましておめでとうございます

2013 Jan 05
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今年もみなさまと一緒に野菜の食卓を囲めることを楽しみにしております。 昨年は企業や自治体に依頼されたレシピ開発や料理教室、マルシェなどで青森のおいしい食材を紹介したり、と外に出る機会に恵まれました。秋からは我が故郷・鰺ヶ沢とさいたま市の都市間連携事業が始まり、鯵ケ沢の豊かな食材を市内のレストランで使っていただく実験もスタート。11月のコラボ埼玉には鰺ヶ沢町も出店、採れたての野菜やリンゴがさいたまスーパーアリーナに届きました。「野菜の学校」では秋田や秩父、群馬などの伝統野菜の生産現場にも足を運びました。地元さいたま市の農家さんとも慈姑の取材や直売所を通して交流が持てました。   年末には約1年をかけて制作した本、自由国民社から「新聞で作るナチュラルエコバック」を出すことが出来ました。12か月の旬の野菜のおすそ分けをテーマに12種の形のエコバックの作り方を解説しています。このエコバックは馬喰町アート+イートのマルシェでも使われました。本では「野菜の食卓」での野菜の関わりや日常なども綴りました。 こうなればいいなあと思っていたことが次々と実現、「野菜の食卓」の集大成のような年でした。今まで積み上げてきた経験は一つの無駄もなく、あの時のあの出来事があって今につながっていると思うことばかりです。縁としか思えないような多くの出会いにも恵まれました。本当に感謝です。   さて今年は昨年の経験を踏まえ、より一日、一日を丁寧に、時間を大切に過ごしていきたいと思います。予測もつかない展開が待ち受けている新しい一年を大いにを楽しみたいと思っています。本年もよろしくお願いいたします。 さて1月早々から昨年暮れに出した「ナチュラルエコバック」関連のイベントを計画していますのでお知らせいたします。   ≪さいたま市南区ヘルシーカフェのら≫   ワークショップの申し込みは1月8日~ヘルシーカフェのら ●本に沿って基本形の作り方をレクチャーしながらワークショップを行います。 1月11日(金) ・ワークショップ 時間 13時~14時30分 15時~16時30分 参加費 1500円 (コーヒー付き) ・出版記念のイベント(トークショーなど) 時間 18時~20時 参加費 4000円 (のらの食べ物、飲み物付き)  ≪馬喰町アート&イート≫  ワークショップの申し込みは1月8日~馬喰町アート+イート ◍本の作品の展示、中村ししさんの野菜のイラストの展示、ちょっと珍しい干し野菜の販売などワークショップも行います。 ・展示 1月22日~25日 ・ワークショップ 日時 1月23日  15時~16時30分 日時 1月24日  18時~19時30分 参加費 1500円 (コーヒー付き)... Read More

2012年今は未来に続いていると実感した年でした

2012 Dec 31
新しい年があと2時間余りで始まろうとしています。今年は「野菜の食卓」始まって以来の多忙な日々にブログも秋からは休眠状態になってしまいました。今年を振り返ってみます。写真を整理しながらもこんなにも詰まった時間を過ごしていたのだ気づきました。そしてあの時があったから、次につながる、広がる。遠回りに見えても何一つとして無駄はないと思う1年でした。何もかもが面白く、良い体験として心に残っています。    ≪1月≫ 馬喰町プチマルシェ 青森のおいしいものいろいろ紹介しました。冬の野菜は特に評判が良かったです。   ≪2月≫ 南部町、六ヶ所村でお仕事。同行してくださった佐藤コーディネーターと地元のおいしいもの、ひっつめ汁。絶品でした。 この形ほのぼのします。地元のお母さんたちで運営されています。   この時は記録的な大雪でした。   この食感、生のような。地元でいただいた凍み大根。   六ヶ所村では野菜の粉を使ったレシピ開発。ごぼうのニョッキ。   昆布やにんじん、ごぼうの粉を使ったレシピで料理教室。   埼玉起業家協議会のオープン起業塾でフルーツケーキを作りました。起業家仲間から食材の手配などの協力を得ました。   ≪3月≫ JA青森の料理教室のためのレシピ。雑誌「家の光」に掲載した料理で料理教室をしました。   「野菜の食卓」では春の野菜を使ったメニュー。   本の企画始動。模造紙で形を作ってみる。   ≪4月≫ ミニチュアを作って実験。面白い形が次々と。   初夏の「野菜の食卓」この時のプリンも大人気でした。   トマトとそら豆のスープ。   アスパラのグラタン。   ルッコラと夏みかんのサラダ... Read More

2011今年出会った野菜たち

2011 Dec 31
2011年もいよいよカウントダウンが始まりました。この一年を振り返ると3月の震災以降、エネルギーに依存する暮らし方が問われ、また食の安全基準が揺らぎ判断が個人にゆだねられるようになってしまいました。人の絆や家庭の安らぎが見直されて家族で囲む食卓風景も戻ってきたように思います。 この一年は、野菜の食卓から外に飛び出して多くの新しい出会いを得たと実感しています。そこには必ず野菜がありました。故郷青森、新聞のエコバックのワークショップ、野菜の学校、被災地でのボランティア活動。今年出会った野菜たちです。   ≪1月≫ 電熱線でハウスを温めて作るタラの芽(@青森鰺ヶ沢)   ≪2月≫ 青森の伝統野菜干し菊で巻いた酢の物@野菜の学校青森の野菜   講師館田先生のお母様の枝豆の漬物@野菜の学校青森の野菜   エコバックのワークショップのために作った作品@ヘルシーカフェのら   ≪3月≫ 溶けだした雪の中から掘り出される雪掘り人参@青森鰺ヶ沢   青森山田さつさんの作る山菜料理@青森平川市   ≪5月≫ 川野さんにいただいた山菜@神田なみへい   ≪7月≫ 塩害に負けず元気に育つきゅうり@大船渡   ≪8月≫ 天丼の炊き出し@気仙沼   ベランダに植えたゴーヤの収穫@野菜の食卓   ≪9月≫ 青森の食事会に出たカラフルミニトマト@神田なみへい青森の食事会   ≪10月≫ イモのチカラで作った山形の芋煮@品川夢さんばし   北側はコンクリート、南側はビニール、夜はムシロで保護する、中国のビニールハウス@中国山東省... Read More
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