「野菜の食卓」独活倶楽部21年度秋冬編は1月19日で終了しました。22年度春夏編が3月よりスタートします。

あけましておめでとうございます。
新年早々のお知らせですが、次のステージに向けた環境を作るため、新春6日よりさいたま市から比企郡ときがわ町へ転居することになりました。適度な距離間のある美しい山々と清流、そして温泉。木の町でもあり町の公共物には木がふんだんに使われていて癒されます。外からの人を受け入れてくれる町の人たちの度量と町の自然にひかれて移り住むユニークで魅力的な人たち。春に開催されるときがわアート展にはスタート時から参加してきました。かねてより山の見える場所で、農産物直売所の近くに住み新鮮な野菜が手に入る環境での暮らしがしたいと考えておりましたが、いよいよ実現の運びとなりました。というわけで「野菜の食卓」は環境が整うまでしばらくお休みさせていただきます。準備ができ次第再開する予定です。その時にはお知らせいたします。しばらくお待ちくださいませ。
「野菜の食卓」独活倶楽部21年度秋冬編は1月19日で終了しました。22年度春夏編が3月よりスタートします。
そろそろ新芽の時期に入り山菜料理が食卓に並ぶのも待ちどおしいころではありますが、今年はコロナウイルス感染予防のための自粛の期間としたいと思います。落ち着いた頃に皆様と食卓で再会できることを楽しみにしております。
新春よりときがわ町にへ移転のため、環境が整うまでしばらくお休みとさせていただきます。再開の準備が整い次第お知らせいたします。今しばらくお待ちください。
19年春夏のメニュー及び開催スケジュールを独活倶楽部リーフレットとして更新、アップしました。
独活倶楽部の平日の開催日は一日増えて、5月11日(水)に加え、18日(水)も開催です。また休日の日曜日は22日の予定が変更になり29日に開催になりました。
「野菜の食卓」独活倶楽部2016年春夏編(3月~7月)までスケジュールとメニュー情報を更新しました。3月より第3土日に加え、第2水曜日の平日の開催も増え参加していただきやすくなりました。3月以降のご参加を希望される方はお問合せページよりご連絡下さい。体験参加のご案内等を折り返しご連絡致します。
3月からスタートする「野菜の食卓」茄子倶楽部春夏編の体験参加を受け付けしています。日程は1月23日(土)、1月31日(日)時間は午前11時からです。お申し込みは http://vegefull.com/contact-apply/ よりお受けしています。
1年中でも寒さのの厳しい季節、カラダを温めるねぎやしょうがを使ってカラダもココロも温まる冬の中華を作ります。ピリ辛の中華スープが絡んだ加熱した長いものと生のせり食感を味わい、大量の刻んだねぎをタネに練り込んで焼くねぎ餅は作る過程も楽しいです。
丁寧に時間をかけて引いた煮干しの出汁で煮る田舎風の煮しめや縁起の良い呼び名と切り口のモザイクも美しいお宝蒸し、酢ごぼうなど。日の出にんじんや手綱こんにゃく、、相生結びなど、いかにもお正月らしい和の調理用語が飛びかう時間になりそうです。
> 今月の茄子倶楽部
お正月に活躍する華やかなおせち風の野菜のお料理、ちょっと自慢できる一品が揃います。単発の参加も歓迎です。
サイトリニューアルに合わせて「野菜の食卓」のロゴも新しくなりました。
温かみと爽やかさを併せ持ったロゴはリーフレットや封筒などさまざまなところにお目見えします。
従来の旬セレクトコースは独活倶楽部に、旬彩コースは茄子倶楽部に名称を変更しより、身近に野菜を取り込み楽しめる料理サロンを目指します。
新しい年を前に「野菜の食卓」のサイトが「ぬくもりエコバッグ」の情報も加わりサイト「野菜と太陽」としてリニュアルしました。透明感がありながら元気の出るトップページのバナーのイラストは中村ししさんの描き下ろしです。
食事のことを切り盛りしていた母が80歳を過ぎて、食事の支度をしなくなり、仕事で多忙だったこともあり、食卓にコンビ二やスーパーで買った食事ばかりが並ぶ日が続いたとき、これは何かが違うと感じ始めました。母が亡くなってから、私が食べたいのは小さいころから母が作ってくれていた野菜中心の食事であったことに気づきました。
春の山菜のにがみや夏のウリ類の歯ごたえ、実り秋のきのこの山の香り、冬凍った樽から取り出していただく漬物、四季折々の野菜が並ぶ食卓は季節の思い出と結びついて心の中に豊かで優しい気持ちを呼び起こします。自分でそんな食事が作れたらとしばらく料理教室に通いました。それからは野菜にこだわった料理ばかりを作るようになりました。野菜の旬を通して季節感にも敏感になりました。
食事会で野菜料理をたくさん作ると、皆さんに喜ばれます。私の周りの野菜好きは決まってもっと野菜を食べたいけれどワンパターンになりがちでバリエーションが少ないと言います。野菜の料理はボリュームを出すのが難しく手間がかかると言います。ならば楽しく作れて、おいしく食べて満足感もあり、自ら作って食べたい、食べさせたいと思う人のための、野菜料理を学ぶ場所を作るというアイデアが浮かびました。それは生活習慣病予防や長寿社会へのカラダにやさしい食生活、食育活動などとも結びついて意義がある仕事と思うようになりました。
何より野菜を切ったり、野菜に触ったりしているだけで幸せな気持ちになります。好きを仕事にしたいという気持ちが高まり以前の仕事を辞めて野菜に関われる仕事に大きく舵を切りました。こうして「旬」の野菜の食べ方を食卓に提案しそのノウハウを実地で学び合い、一緒にいただく料理サロン「野菜の食卓」は2005年夏に誕生しました。料理教室というよりは料理サロン、倶楽部のような場所、教えるといっても上下の関係はなく、田舎のおばちゃんに野菜を扱うコツを教わるような場所、野菜を好きになる場所、食卓で季節感を感じられる場所、を目指しました。
野菜が好きで通ってくる人たち同士も仲間のようになり、長く通う人たちも増えてきましたので、2010年からは初心者の人たちも参加しやすい「旬セレクト」コースを開設しました。2016年からはそれぞれ初心者向けとして「独活(うど)倶楽部」、3年以上通っている人向けに「茄子(なす)倶楽部」と名称を変えてスタートします。
食を取り巻く環境もこの10年で大きく変わり、食生活での野菜の重要性は日増しに大きくなっているようですが、個々の生活の中での野菜の存在は希薄になっているようにさえ思います。季節の野菜の記憶が今の食卓につながって元気をいただいている私自身がそうであるように「野菜の食卓」に関わる人たちの未来にも豊かな食の記憶の宝物を残せたら本望です。