ぬくもりエコバッグ

ぬくもりエコバッグ

今年は桜の開花宣言後も肌寒い日が続いていつもより長い期間桜を楽しむことができそうです。毎年4月中旬に行われるときがわのアート展では山々も清々しくこれから伸びようとする新芽のエネルギーをいただいてきますが、今年はそのころまで桜も開花しているのではとひそかに楽しみにしています。3年前の第一回会から参加しているArtokigawa展ではその時々、大きな転機をいただいています。そして町の人たちとのつながりもでき、深まるきっかけになっています。私にとっては一年分のエネルギーを補給する場所でもあります。写真のアニメのバッグ〝トキミライ〟は3年前のアート展に向けてこどもたちも簡単に作れる形として考えたもの。その名の由来も〝ときがわの未来〟です。今も子供向けイベントには大いに喜ばれる形です。

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新聞で作るぬくもりエコバッグ

新聞はニュース性を重視する情報の固まりですが、ニュース性がなくなった時には、厄介な紙としてだけ存在します。読み終えた後も野菜を包んだり、お酒の瓶を包んだりと活用されてきましたが、物流の発達に伴い機能性の高い包装資材に変わりつつあります。

一方、アートの視点で眺めたときには全く別の可能性を持った素材として、独特の風合いや色の面白さが存在します。印刷技術の向上で広告面は深みのある繊細な色合いになり、記事にもカラーの写真やイラストが多用されるようになりました。新聞のお気に入りの面の一部分を折りながらバッグの正面に来るようにもっていきます。その大きさや場所はいろいろで、これをうまく活かせるようになるには少しコツが必要です。1枚の新聞(全紙)の大きさはA1サイズ594×841㎜、見開きを閉じた状態はA2サイズで420×594㎜。このサイズは縦横の比率はどこまで半分にしても同じ形です。比率の決まっている新聞を縦、横に1/2、1/3と折って重ねていくことで一定のベースができ、丈夫さが増します。また大きなものは8枚、小さなものは1枚と重ねる新聞の枚数も違ってきます。広告面を効果的に生かし、持ち手の色やデザインも加わって、最終的には機能美を持ったバックに仕上がります。

このバッグ作りのきっかけは野菜のおすそ分け用として、野菜が映える、籠のようなバックを作りたいと思ったことからです。形は丸い野菜を包み込むようなバケツ型、縁を固く丈夫にしたパイピング型、テーブルの上に置く浅型、マチを大きくとったボックス型、と形も大きさもいろいろ、持ち手のデザインもいろいろですが、回したり、角に沿わせたりと強度を高める役割も担います。重量のある野菜を入れたときにも安定感がありフィットするように工夫しています。

2013年には12か月の旬の野菜を入れた12個のバッグの作り方にまとめ、野菜のエッセイも添えて「新聞で作るナチュラルエコバッグ」という本になりました。
その後、本の内容をフォローをする目的でスタートした不定期のワークショップも今は青山の東京ウィメンズプラザと池袋の東武カルチュアスクールで月例開催の講座になりました。そして、ときがわのアート展や森林公園での展示やワークショップをはじめ地域の人たちに喜ばれる展示やWSへと広がっています。

ぬくもりエコバッグギャラリー