ゆずの香りを添えた白菜の煮物で師走をいただく
いよいよ11月も明日を残すのみ。我が家のカレンダーは早々に12月、最後の1枚です。来年のダイヤリーに12月のスケジュール入れ込みます。今年中に終わらせたいこと、会いたい人の予定を入れるだけで気忙しい気持ちになります。今日年賀状ソフトと年賀状、プリンターのインクを購入しました。
八百屋さんの店先に白菜や、ゆず、ごぼう、小松菜やほうれんそうと勢いの良い冬の野菜並びはじめました。木枯らしも吹き、鍋の季節の到来です。鍋と言えば白菜。最近では1/4のカット売りが普通になってしまいました。パラパラと剥がして使っても結構使い手がありますが、今日は白菜1/4個をまるまる使って作る煮物を作りました。干し貝柱のだしの染みた油あげと寒さで甘みの増した白菜、ゆずの香りがすぐそこまで来ている師走をいただく一品になりました。
【白菜といなりの重ね煮】
白菜の葉の間に広げた油あげをはさんで、干貝柱からとったたっぷりの出汁で落とし蓋をしてことこと煮ます。ゆずの香りと一緒にカラダもコココも温まる上品でやさしい味の白菜がいとおしくなります。
【材料】
B
・白菜 1/4個
・手揚げ風あぶらげ 2枚
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・しょうがのしぼり汁 小さじ1分
・薄口しょうゆ 大さじ1
・ゆずの皮の千切り 適宜 水溶き片栗粉
・片栗粉 小さじ2
A
・水 大さじ1
・ホタテの干貝柱 10g
・水 カップ2・1/2
・酒 大さじ2
・塩 適宜
【作り方】
1、鍋にAを入れ中火にかけ、煮立ったら弱火にして15分ほど煮て火を止め、Bで調味する。
2、白菜は洗って水気を切り、葉の間に上から油あげをはさみ入れ、3か所に竹串を通して固定する。
3、鍋に②の白菜を入れ、①をかけ、蓋をして強火にかけ、煮立ったらアクを取り落とし蓋をして、弱火で20分煮る。塩で味を調え、水溶き片栗粉で煮汁にトロミをつけ生姜汁を加える。
4、3を竹串ごとまな板に取り、食べやすい大きさに切り分け竹串を取って、器に盛り汁をかけ、ゆずのせん切りを添える。