筍(たけのこ)三昧の贅沢な日々
ゴールデンウイーク前半、知人に筍狩りのお誘いを受けました。自宅に竹林があるという筍の掘り名人にアドバイスを受けながら、人生初筍狩りを体験しました。筍の穂先を発見したらまわりの土を掘り起し、ぶつぶつとした赤いいぼのような部分が出現したら「エイ」と釜を振り落とします。刃先の細い筍堀専用の釜をちょうどいい角度で入れられるようになるには年季がいるようです。思う存分筍を堀り、贅沢に筍を使った料理をいろいろ作ってみたいという長年の願いが今年叶いました。
【筍の木の芽和え】 繊細な穂先の食感と香りを木の芽の香りの味噌で。
八王子郊外の民家の前の竹林、この日は30人ほどが集まってバーベキューや豚汁、ホタテの貝焼きなど野外の料理をいただきながらワイワイと筍狩りに挑戦。
【筍と厚揚げの煮物】 出しの旨みが沁みて味わい深く、歯触りを楽しむ。
【筍の木の芽や焼き】 根元のかたい部分は切り目を入れてグリルで焼いて。
【筍のピクルス】 昆布の旨みが絡み、箸が進む和風の味。
【筍ときのこのクリームパスタ】 クリーム系のソースとも相性がいい。姫皮も無駄なく入れて。
口に含んだ時部位によって異なる食感や味わいの違いを楽しみました。茹でたものは水に浸し時々水を変えて冷蔵庫で保存、1週間から10日は日持ちします。筍で始まった今年のゴールデンウイーク、最終日の明日は筍ごはんを作る予定。たけのこづくしの贅沢な日々もいよいよ終了です。