本庄から軽井沢へ、夏の終わり
あわただしく過ぎた夏、心に残った出会いと風景。
中学校以来の針仕事。以前からやってみたかった古布でのブラウス作り。タンスに眠っていた父の浴衣をほどき簡単に着られる夏のブラウスを作りました。浴衣を縫っているときの母の気持ちを想像したり、お祭りのときの父の浴衣姿を思い出したり、ほどいて使いまわしができる着物の構造に妙に感心したり、浴衣をほどいた2時間ほどは至福の時間でした。布は洗って、糊付後アイロンがけしました。この古布を持って、本庄の木村さんに念願のブラウス作りを教わりに友人達と訪ねたのでした。ブラウスは終日かけて完成しましたというより、ほとんど木村さんに縫っていただいたようなものですが。。。今年一度だけ着て出かけました。父や母を感じられる大切なブラウス、来年の夏には涼しい一枚として着ていることが多くなりそうです。機会をいただいた木村さんと付き合っていただいた友人たちに感謝です。
そして次の日は友人たちと軽井沢へ、1年ぶりに東御市の草如庵を訪ねました。変わらないおもてなしの空間と自然が盛り込まれた美しいお膳に元気の素をいただきました。