首都圏から90分、ときがわの山合いで地元の旬の野菜の食卓を作ります。早春の自然の中で野菜に癒される一日、4月7日(日)から始まります。
あけましておめでとうございます。
新年早々のお知らせですが、次のステージに向けた環境を作るため、新春6日よりさいたま市から比企郡ときがわ町へ転居することになりました。適度な距離間のある美しい山々と清流、そして温泉。木の町でもあり町の公共物には木がふんだんに使われていて癒されます。外からの人を受け入れてくれる町の人たちの度量と町の自然にひかれて移り住むユニークで魅力的な人たち。春に開催されるときがわアート展にはスタート時から参加してきました。かねてより山の見える場所で、農産物直売所の近くに住み新鮮な野菜が手に入る環境での暮らしがしたいと考えておりましたが、いよいよ実現の運びとなりました。というわけで「野菜の食卓」は環境が整うまでしばらくお休みさせていただきます。準備ができ次第再開する予定です。その時にはお知らせいたします。しばらくお待ちくださいませ。
首都圏から90分、ときがわの山合いで地元の旬の野菜の食卓を作ります。早春の自然の中で野菜に癒される一日、4月7日(日)から始まります。
「野菜の食卓」独活倶楽部21年度秋冬編は1月19日で終了しました。22年度春夏編が3月よりスタートします。
そろそろ新芽の時期に入り山菜料理が食卓に並ぶのも待ちどおしいころではありますが、今年はコロナウイルス感染予防のための自粛の期間としたいと思います。落ち着いた頃に皆様と食卓で再会できることを楽しみにしております。
新春よりときがわ町にへ移転のため、環境が整うまでしばらくお休みとさせていただきます。再開の準備が整い次第お知らせいたします。今しばらくお待ちください。
19年春夏のメニュー及び開催スケジュールを独活倶楽部リーフレットとして更新、アップしました。
独活倶楽部の平日の開催日は一日増えて、5月11日(水)に加え、18日(水)も開催です。また休日の日曜日は22日の予定が変更になり29日に開催になりました。
「野菜の食卓」独活倶楽部2016年春夏編(3月~7月)までスケジュールとメニュー情報を更新しました。3月より第3土日に加え、第2水曜日の平日の開催も増え参加していただきやすくなりました。3月以降のご参加を希望される方はお問合せページよりご連絡下さい。体験参加のご案内等を折り返しご連絡致します。
3月からスタートする「野菜の食卓」茄子倶楽部春夏編の体験参加を受け付けしています。日程は1月23日(土)、1月31日(日)時間は午前11時からです。お申し込みは http://vegefull.com/contact-apply/ よりお受けしています。
1年中でも寒さのの厳しい季節、カラダを温めるねぎやしょうがを使ってカラダもココロも温まる冬の中華を作ります。ピリ辛の中華スープが絡んだ加熱した長いものと生のせり食感を味わい、大量の刻んだねぎをタネに練り込んで焼くねぎ餅は作る過程も楽しいです。
丁寧に時間をかけて引いた煮干しの出汁で煮る田舎風の煮しめや縁起の良い呼び名と切り口のモザイクも美しいお宝蒸し、酢ごぼうなど。日の出にんじんや手綱こんにゃく、、相生結びなど、いかにもお正月らしい和の調理用語が飛びかう時間になりそうです。
> 今月の茄子倶楽部
お正月に活躍する華やかなおせち風の野菜のお料理、ちょっと自慢できる一品が揃います。単発の参加も歓迎です。
サイトリニューアルに合わせて「野菜の食卓」のロゴも新しくなりました。
温かみと爽やかさを併せ持ったロゴはリーフレットや封筒などさまざまなところにお目見えします。
従来の旬セレクトコースは独活倶楽部に、旬彩コースは茄子倶楽部に名称を変更しより、身近に野菜を取り込み楽しめる料理サロンを目指します。
新しい年を前に「野菜の食卓」のサイトが「ぬくもりエコバッグ」の情報も加わりサイト「野菜と太陽」としてリニュアルしました。透明感がありながら元気の出るトップページのバナーのイラストは中村ししさんの描き下ろしです。
「食べること」を見直し、野菜中心の食事へ
食事のことを切り盛りしていた母が80歳を過ぎて食事の支度をしなくなり、仕事で多忙だったこともあり、コンビ二やスーパーで買った味の濃いおかずや揚げ物ばかりの不本意な食事が続いたとき、母が作るような野菜中心の食事をしたいと思うようになりました。
野菜をいただく暮らしは、季節を感じながら、心豊かに生きることにつながる春の山菜のにがみや夏のウリ類の歯ごたえ、実りの秋のきのこの山の香り、冬凍った樽から取り出していただく漬物、四季折々の野菜が並ぶ食卓は季節の思い出と結びついて心の中に豊かで優しい気持ちを呼び起こします。そんな食事を作れるようになりたいと料理を習い始めました。それからは野菜にこだわった食事ばかりを作るようになりました。何より野菜を切ったり、野菜に触ったりしているだけで幸せな気持ちになります。野菜の旬を通して季節感にも敏感になりました。
みんなが喜ぶ野菜料理
野菜の料理をたくさん作ると、皆さんに喜ばれます。周りの野菜好きは決まってもっと野菜を食べたいけれどワンパターンになりがちでバリエーションが少ないと言います。またボリュームを出すのが難しく手間がかかると言います。ならば楽しく作れて、おいしく食べて満足感もあり、自ら作って食べたい、食べさせたいと思う人のための、野菜料理を学ぶ場所を作るというアイデアが浮かびました。まずは自分のためであり、生活習慣病予防や長寿社会へのカラダにやさしい食生活、食育活動などとも結びついて社会的にも意義があると思うようになりました。
野菜を楽しむ知恵を学ぶ場をつくる
好きを仕事にしたいという気持ちが高まり「旬」の野菜を食卓に提案し、そのノウハウを実地で学び合う、料理サロン「野菜の食卓」は2005年夏に誕生しました。料理教室というよりは倶楽部のような場所、教えるといっても上下の関係はなく、田舎のおばちゃんに野菜を扱うコツを教わるような場所、野菜を好きになる場所、食卓で季節感を感じられる場所です。
ときがわ移住、里山で見えてきたこと
16年からは初心者向けを「独活(うど)倶楽部」、上級者向けを「茄子(なす)倶楽部」の名称で編成、20年ときがわ町に移住、コロナ後の24年春から「ときがわらぼ」として里山の自然を満喫しながら野菜にまみれる時間を楽しんでいただく場所としてスタートを切りました。シーズンごとの特産野菜を使った展開料理、都市に暮らす人たちの圃場での体験交流など、食の交流を交えた歴史散策など「野菜の食卓」は地域貢献の新たな役割を得て広がっていきます。
食を取り巻く社会環境も間大きく変わり、「野菜の食卓」創業時には想像できなったほど食生活での野菜の重要性は日増しに大きくなっています。一方若い世代の個々の生活は複雑な情報化が進み、食の重要性中でも野菜の存在は希薄になっているようです。季節の野菜の記憶が今の食卓につながっている私自身がそうであるように、これからの人たちに宝物のような野菜の記憶を作っていくことが急務であり、目指すべき自己実現との思いを強くするこの頃です。